会社名 | Reクリエイト株式会社 |
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代表 | 北川 哲平 |
所在地 | 本社: 〒670-0926 兵庫県姫路市東駅前町63番地 エスリード姫路13F-01 工房: 〒671-1262 兵庫県姫路市余部区上余部747-5 |
創業 | 2010年6月 |
資本金 | 100,000,000円 |
インボイス登録番号 | T3140001065793 |
事業内容 | レザー事業(レザー姫路本陣 他) 社会福祉事業(グループホームりくりえいと) WEB事業(ホームページのほんまる 他) 経営コンサル事業(北川コンサルティングオフィス、Lifespanクエスト) ⇒ 会社代表のWEBページ |
連絡先 | info@leather-himejihonjin.com (レザー事業部) recreate@kco079.net (会社代表) |
MAP (工房所在地) |
ちょっとしたInformation
姫路、播州地域(兵庫県南西部)は、
国内のみならず、世界的にも皮革の一大製造拠点であるにも関わらず、
地域のブランドとしての強みが無い現状。
その原因は、長年の歴史の中で販売ルートの開拓を大手メーカーさんや、商社、問屋さんに任せきりで、革の産地としてのブランディングを全くと言っていいほどしてきてなかった業界の悪しき習慣のため。
日本には下請法という法律があるはずですが、
この業界では適用できていません。
長ければ半年以上経って入金が行われる決済条件、
早期回収を依頼すれば、歩引きと言われる額面の3~5%が引かれ、
半年、シーズンを越えて売れなかったからか、言いがかりをつけて返品される製品、
レザー素材を納品したはずが、靴になって返ってきて、靴にするための加工代まで負担させられることもあったりと、
1つの取引に文句を言えば、
売上だけでなく、仕入れまでの全取引が停止する可能性すらあるため、泣き寝入り。
昭和の時代に多くの業種で見られたと思われる光景が、
この業界にはまだ残っています。
地域としての自立。
今でこそ少しずつではありますが、
脱商社、業界全体でブランド化に取り組んでいるものの、
全国的に認知されるまでには程遠く、
まさかの地元姫路ですら、皮革業が誇るべき地域の地場産業であることを知らない人も多いです。
地域としてのブランド力を打ち出して行くのに時間が掛かってる現状ですが、
当社、Reクリエイトもそこに参戦します。
皮革素材を仕上げるだけでも数十工程、
すべての工程それぞれに職人が存在しています。
ただ各工程すべてを合わせても、
皮革製造に関わる姫路、播州地域の工場が得る利益は、
何重構造にもなっているペーパーマージン企業の数分の1以下。
姫路で生み出した価値が、東京や大阪の大手商社に流れている現状を変える。
地域でつくったものは、地域で販売する。
世界有数の技術力と生産能力を誇る日本ですが、
中でも姫路、播州地域は国内シェア70%を誇り、日本有数の革の産地である事だけは紛れもありません。
革を作る事に専念してきた先人たちから引き継がれた長い歴史があり、
『地域全体での分業制』が確立されていますので生産性が違います。
日本全国革の生産地は数あれど、
これだけの集合地帯で分業制にて革の製作しているのは日本では姫路、播州地域のみです。
近代的な生産体制になってからは100年ほどですが、
古い歴史資料を調べますと江戸時代までさかのぼって幕府に納める民芸品として作られてたようです。一説には平安時代から皮革産業が確立されていたのではとのことです。
集合地帯での革作りをしている唯一の地域は、他とは訳が違います。
分業制のメリットを最大限に生かして『各工程に特化』した職人の育成や、
各社が自分の担当する工程の最新機械の導入を行ってきました。
他地域では考えられないレベルを地域全体として確立していて、
実際に革作りのレベルではイタリア、ヨーロッパと比べても引けをとらないどころか、日本ならではの領域を確立してます。
各製作工程ごとに各分野のプロフェッショナルがいるので、
ブランドやメーカー、消費者の要望に最大限応えられる環境になってます。
『日本(姫路)で作れない革は無い』という技術が生まれたと言っても過言ではありません。
ただ現場を見れば、
きつい、汚い、危険。いわゆる3Kの環境。
大手商社や問屋に利益の大半を持っていかれる収益構造もあって、
労働条件もさほどよろしくなく、職人は自分たちの仕事を理解していないように感じます。
自分たちの仕事がいかに誇らしく、粋で、カッコいいか。
この事実に気付いてもらうことが、この事業を始めたきっかけです。
ただ姫路が皮革産業都市として認知されにくいのは、皮革『素材』の製造に徹してきたから。
商社や問屋、一部のメーカーに販売しているだけでは、一部の業界的な認知しかされないため、
皮革素材を使った鞄や財布、靴といったレザーアイテムを地域として発信していく。
レザーアイテムを加工する職人やデザイナーを地域で育成して、地域に集めていく。
皮革の工場に加え、レザーアイテムの工房が集積する地域を目指します。
播州姫路が、世界屈指の皮革産業都市として広く認知されるよう、私たちレザー姫路本陣も精進する所存です。
若干暑苦しい話ですが、最後までご覧頂きありがとうございます<(_ _)>
ぜひ職人の粋を感じて頂けると幸いです。
以上です。
レザー姫路本陣 北川哲平<(_ _)>