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革の特徴について

▼播州レザーについて

世界有数の技術力と生産能力を誇る日本ですが、
中でも姫路、播州地域は国内シェア70%を誇り、日本有数の革の産地である事だけは紛れもありません。

革を作る事に専念してきた先人たちから引き継がれた長い歴史があり、
『地域全体での分業制』が確立されていますので生産性が違います。

日本全国革の生産地は数あれど、
これだけの集合地帯で分業制にて革の製作しているのは日本では姫路、播州地域のみです。

▼本革本来の表情について

当店で販売している商品の本革は、出来る限り自然が生んだシワやキズを大切にし、
あくまでも本革本来の表情を大切にしています。

余計な表面加工を出来るだけ抑え、自然の表情や手触りを考えて、仕上げています。

そのため、
本革本来の特徴である地肌のムラ(シワや筋など)、バラキズがそのまま表情として出ています。

・シワ(トラジワ)

「トラ」とは、表面にスジのように入っているシワをさします。

牛の首から肩にかけてのショルダーと呼ばれる部分では何本もシワ(通称:トラ)が生まれる事もあります。
この「トラ」は、天然の革にしか見られないため、欧米では革の個性として大変親しまれています。
特にナチュラル系やオイル系の革では「トラ」が入ることでワイルドな印象になるので、最近は日本でも好む人が多くなっているようです。
ちなみに、「トラ」の部分は亀裂が入っているわけでも傷んでいるわけでもないので、革としての品質には問題なく、むしろショルダー部分は、元々、牛の身体の中でも激しく動いていた箇所なので、他より丈夫になるとも言われています。

・バラキズ

天然皮革 には、傷はつきものです。牛本来の生きていた証のようなもので、引っかいたような傷、虫刺され、怪我などが痕になって現れます。
一見、爪で引っかいたように見える痕も中にはあります。皮から革になっても残ったものを「バラキズ」といいます。

・凹凸模様(シボ)

牛の毛穴の密度の違いでシボの大小があり、様々な表情を生みます。

・血筋

血筋(チスジ)とは牛の血管の痕がそのまま表面に残ったものをいいます。血筋(チスジ)の表れ方は、もとは血管なので一定ではありません。

一枚の革の中でも、筋状に何本も入る事もあれば、少ない場合もあります。

・色ムラ

革を染めていると、同じ1枚の革でも、部位によって繊維の密度や厚さ(革質)が違うために、
同じ革種、同じカラーでも、染めムラが出ることがあります。

革質は牛の生活環境、品種、個体、身体の部位など、あらゆる条件で色付け具合、染め具合がかわってきます。

またそういった色ムラなどは実際に色付け、染色してみないとわからない場合がほとんどです。

人の皮膚もそれぞれなように牛もそれぞれ個性があります。だからこそ2つとして同じものがない。

天然素材だからこその特徴といえます。



▼本革本来の表情 についての注意事項

1.革の表情などについては避けずにお作りいたします。

素材を真に知る革職人たちが作り上げた申し分のない革。

だからこそ、革本来の表情は避けずにお作りし、大事な革を余らすことなく使うよう心がけております。
本革だからこその生きた素材を感じていただき、本物の革の魅力を存分に楽しんでください。

2.革の表情などについてはお選びいただくことはできません。

当店では十分に革の検品を行ったうえで、製作、商品検品、出荷などを行っております。

革は非常にデリケートな素材です。
革種、カラー以外のご指定については、お客様ご確認をいただく作業をするたびに革が傷んでしまう恐れもあります。

そのため、ご注文時に革の表情などをお選びいただくことはできません。

また、「キズの位置が納得いかない。」や「バラキズ/シワが入っていた。」など革の表情などによる返品・交換は基本的にご遠慮いただいております。

当店の取り扱い革種の中で型押し革や特殊な表面加工をしている革等については、革の表情については表面からはわかりにくくなっておりますが、
裏面にはもちろん表情がございます。

望んで作れるものではないことが天然素材の証ととらえております。

どうぞ予めご理解・ご了承の程お願い申し上げます<(_ _)>